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普天間基地撤去と辺野古新基地建設中止を求めて
「基地のない沖縄をめざす宗教者の集い」
― 京都集会 ―
アピール文 |
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2013年 5月25日 |
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●私たち、普天間基地撤去と辺野古新基地建設の中止を求める、仏教・キリスト教・新宗教を中心とする宗教者は、5月25日、京都において、第4回 シンポジウムを開催いたしました。
●沖縄の元宜野湾市長、伊波洋一氏を講師に招き、「沖縄米軍基地のかかえる問題点」、「米海兵隊オスプレイの危険性」、「日米政府の辺野古新基地建設押しつけの背景」、等について学習し、沖縄の基地問題は日本の針路を左右するもので、日本全国で解決に向けて取り組まねばならないことを痛感し、沖縄の同胞の苦悩を自らの苦悩とすることに理解を深めました。
●現在の憲法9条は沖縄の犠牲によって成り立っています。憲法96条をはじめ平和主義、基本的人権の尊重、国民主権という憲法の基本精神をゆがめようとする改憲は、沖縄の負担をさらに増やすばかりか、戦争の最前線にしようとするものです。沖縄からの叫びに日本国民も耳をもっと傾ける必要があります。
●「命を尊び、平和を守る」という宗教の原点で連携している私たち宗教者は、自らの信条からこれを黙認することができません。過去において戦争を止めることができなかった大きな過ちをくり返さないためにも、宗教者として今、立ち上がらなければなりません。
私たち宗教者は普天間基地の撤去と辺野古新基地建設の中止を求める、沖縄県民の声、叫びを、祈りを、日本国中の人々に伝え、政府に訴えていきます。
私たち宗教者は日米地位協定・日米安保条約の改定を求め、宗教界からねばり強く活動していきます。
私たち宗教者はそれぞれの寺院・教会の檀徒、信徒とともに、沖縄に押しつけている大きな負担を取り除くための方策を論議し、社会に発信していきます。
2013年5月25日
「基地のない沖縄をめざす宗教者の集い」
京都集会 参加者一同
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2013年 5月25日 |
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