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「宗教者九条の和」主催
輝かせたい憲法第九条
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第6回シンポジウムと平和巡礼in長崎
開催される! |
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輝かせたい憲法第九条
―第6回シンポジウムと平和巡礼in長崎
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アピール
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私たち宗教者は、ここ被爆地長崎に集い、憲法第九条を輝かせたいという願いのもと、「第6回シンポジウムと平和巡礼」を開催しました。
私たちは、「あらゆる暴力を正当化しない」という決意のもと、憲法第九条の重要性を改めて心に刻み、すべての人々に憲法第九条を広げようと訴えます。
日本がかつてアジア諸国に行った、あらゆる暴力を正当化することなく、謙虚に反省し、謝罪する心を持ち続けると、同時に、唯一`の被爆国として、特に「原爆による悲惨な体験を二度と繰り返してはいけない」「あの悲惨な出来事を決して正当化してはいけない」というその決意を、この憲法第九条の中に見出すことができます。その意味でまさに憲法第九条は平和憲法であり、『世界の宝』と呼ぶにふさわしい条文です。
今年の五月に開かれた核不拡散条約(NPT)再検討会議において、私たち宗教者は、暴力に脅かされることのない平和と安寧とを心から願う被爆者・市民たちの声を聞くことができました。一人ひとりが心のうちに持っている平和への祈りを、この世界に広げていくことを、私たち宗教者の使命としていかなけれげなりません。
憲法第九条は、万人の心にある平和への祈りと決意とを宣言する大切な条文であり、国家の違いや宗教の違いを乗り越えて、人類全体の平和と安寧を実現する力であることを、私たちは確信しています。
私たちは心より呼びかけます。
「輝かせたい憲法第九条」の願いのもと、すべての宗教者は手をつなぎましょう。
「輝かせたい憲法第九条」の願いを、日本に、世界に広げましょう。
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2010年10月2日 |
「宗教者九条の和」輝かせたい憲法第九条
第6回シンポジウムと平和巡礼in長崎 参加者一同
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「宗教者九条の和」の願い |
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憲法第九条を「輝かせたい」と願う人々とその意義を語り合い、思いを他に伝えたい。
憲法第九条が世界の文明構築に普遍的な意義を明示し、指針を示していると了解したい。
世界が国際化を進める中で、互いの国の平和が道義的軌範の核となることを信じたい。
私たちは宗教者として平和を願う人々と真に平和のあり方を考え、共に祈誓したい。
宗教者は自らの所信に遵って、平和の世界を具現するために調和と抑制を説示したい。
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